舌が過去を記憶する。あの時のほろ苦い恋の味を呼び覚ます。

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すでに結婚し子どもも大きくなり恋をするなんて機会はなくなったものの、ちょっとしたタイミングで昔のことを思い出すことはあります。

 

みなさんもこんな事ありますよね?

元彼と来た思い出のお店の前を通りががったり、元カノと一緒によく聴いていた音楽がふと街中で耳に入った瞬間!

あの頃へフラッシュバック。
愛しさと切なさと…ギュッと締めつけられる想い。

 

私の場合は「舌」が記憶している味があります。

アップルパイにかかっているシナモンです。

 

いまでもアップルパイをたまに食べると昔を思い出し胸が熱くなる瞬間があります。昔は甘いものが大好きで、特にアップルパイを好んでよく食べていました。ケーキ屋さんや専門店でのアップルパイから、マクドナルドなどのファストフード店のものまでよく食べてました。熱々のを食べるのが好きでした。

好きすぎて自分でも作るようになったくらいです。

アップルパイにかかってるシナモンの味を私の下はしっかりと恋の記憶としてメモリーしています。

 

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なぜか?
お相手はシナモンの匂いが嫌いでした。さらにつけ加えると果物に火を通したものもあまり好きではありません。アップルパイはなかなかの強者だったわけで、私の大好物はお相手の嫌いなものの組み合わせだったわけです。

自分が好きなものを嫌われる。相手の好きなものを嫌う。この状況は上手くいきづらい。いやいや、返ってその方がうまく行くよ!とか、むしろその方が良いという人もいるかもしれない。けれども私の場合はうまくいかなかった。喧嘩の種にしかならないわけです。

当然ですが、半分ずつシェアすることなんてないわけですし、一緒に共有出来るものを求める性格の私には厳しかったわけです。

このブログの名前にも取り入れているのですが、「鯛も一人はうまからず」という言葉があります。

どんなにうまい食べ物でも、ひとりで食べるとうまく感じられないことから、食事は大勢で楽しくしたほうがよいという教え。
引用:
鯛も一人はうまからず(たいもひとりはうまからず)とは – コトバンク

豪華な食事でも、ちょっとしたご飯でも1人で食べるよりは、大切な人や大好きな人と一緒に食べられるのは幸せなことです。

アップルパイ。昔ほど食べなくはなりましたが、ごくたまに食べると私の下はあの当時へ強引に連れて行ってくれます。もう良いんですけどね。

今でもたまにその人とは連絡を取ることがありますが、やり取りしている時はなにかしら特別な感情は湧くこともなく過ごしています…

 

今週のお題「恋バナ」

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